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安全は築けるか ー検証・JR西日本

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 今月十二日、大阪高裁。二〇〇二年十一月にJR神戸線塚本-尼崎間で、電車に接触した中学生の救助活動をしていた救急隊員二人が、後続列車にはねられ死傷した事故の刑事責任を問う控訴審が判決の日を迎えた。

 事故後、JR西日本の社員五人が、安全確認を十分にせず、列車運転を再開させたなどとして起訴された。〇五年一月の一審判決は「ほかの社員が安全確保にあたると軽信し、確認を怠った」として、元尼崎駅員ら三人を業務上過失致死傷罪で執行猶予付きの有罪(すでに確定)とした。が、新大阪総合指令所の総括指令長と当時の指令所員の二人は「別の事故処理に携わっており、注意義務違反はなかった」との理由で無罪とした。

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2006/4/18
 

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