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(3)運命共同体 企業が残ってこそ町も
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営業を再開したあぶくま信用金庫小高支店。地域のサロンのような存在になっている=福島県南相馬市

営業を再開したあぶくま信用金庫小高支店。地域のサロンのような存在になっている=福島県南相馬市

 壊れたシャッター、亀裂の入ったアスファルト…。福島県南相馬市小高(おだか)地区。人けのない通りで地元のあぶくま信用金庫(南相馬市、18店舗、預金量約2千億円)ののぼりがはためく。「お帰りなさい。営業中」

 福島第1原発から20キロ圏内。事故から1年以上住民の立ち入りが制限された。避難指示区域の見直しで日中は入れるが、居住や宿泊は今もできない。

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2014/3/9
 

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