京都大の山中伸弥教授は26日、同大で開かれた人工多能性幹細胞(iPS細胞)の倫理問題をめぐるシンポジウムで講演し、「新しい技術をどこまで容認するかは社会全体で決めることだ」と述べ、研究内容の公開や発信など、科学者と一般社会との対話が重要だとの考えを強調した。
山中教授は「iPS細胞の技術が進めば、私の血液から精子や卵子をつくって新しい生命を誕生させることは必ずできるようになる」と指摘。しかし、「精子をつくるところまで許されるのか、新しい生命までか答えは全く出ていない」と語った。
また、「ブタの体内で人間の心臓や肝臓などの臓器をつくることも理論的にはできるが、動物の体内で人間の臓器をつくっていいのか、一切の研究を凍結すればいいのか、科学者だけで答えを出せる問題ではない」と述べた。
2013/7/27
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