ランナーを後押しする応援イベントは、今年もコースの各地点で開かれる。楽器演奏やパフォーマンスのほか、甲冑や鉄板のコテなどを活用して地域色を打ち出したユニークさが目を引く。防災・減災関連の催しもある。(金旻革)
「鉄板、チャチャチャ、粉もん、チャチャチャ」
神戸市長田区南駒栄町のホームセンター前には、今年もお好み焼きのコテを打ち鳴らす「33コテ拍子」が響き渡り、ランナーたちを盛り上げる。
NPO法人「KOBE鉄人PROJECT」は長田を鉄板、粉もんの街とPRし、コテを使った卓球やゴルフなどの競技を楽しむ「コテリンピック」なる催しを開いてきた。
「長田が楽しそうな街と感じてもらえたら」と同法人の岡田誠司事務局長(55)。今年はご当地ゆるキャラが集まる。地元の「コテリン」をはじめ、長田区の「なぁタン」に新長田の「孔明わん」と「関うーたん」も登場し、にぎやかさは申し分なさそうだ。