ランナーを後押しする応援イベントは、今年もコースの各地点で開かれる。楽器演奏やパフォーマンスのほか、甲冑や鉄板のコテなどを活用して地域色を打ち出したユニークさが目を引く。防災・減災関連の催しもある。(金旻革)
1184年の平安末期、神戸市須磨区は戦の渦中にあった。源平合戦の「一の谷の戦い」で、源氏軍が山上を駆け下りて平家軍を急襲したとされるのが、同区一ノ谷町の須磨浦公園だ。830年後の神戸マラソン当日、“源平応援合戦”の火ぶたが再び切られる。
海岸沿いを行くランナーを沿道両側から甲冑姿で声援。平安期の歌窑「白拍子」の衣装や外出着「壺装束」の女性も現れ、華やかな時代絵巻を演出する。
昨年は公募した市民や同区職員のほか、地元の中学生や大学生も参加。同区役所まちづくり課の横田康彦係長(51)は「須磨は源平合戦にまつわる数々の史跡が集まる。多くのランナーに知ってもらいたい」と意気盛んだ。