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「走りきった時の達成感がマラソンのだいご味」と話す林修さん=芦屋市親王塚町 「完走した後の打ち上げも楽しみ」と話す山根絢子さん=神戸市中央区加納町6、東遊園地
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「走りきった時の達成感がマラソンのだいご味」と話す林修さん=芦屋市親王塚町

「完走した後の打ち上げも楽しみ」と話す山根絢子さん=神戸市中央区加納町6、東遊園地

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  • 「完走した後の打ち上げも楽しみ」と話す山根絢子さん=神戸市中央区加納町6、東遊園地

「走りきった時の達成感がマラソンのだいご味」と話す林修さん=芦屋市親王塚町 「完走した後の打ち上げも楽しみ」と話す山根絢子さん=神戸市中央区加納町6、東遊園地

「走りきった時の達成感がマラソンのだいご味」と話す林修さん=芦屋市親王塚町

「完走した後の打ち上げも楽しみ」と話す山根絢子さん=神戸市中央区加納町6、東遊園地

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  • 「完走した後の打ち上げも楽しみ」と話す山根絢子さん=神戸市中央区加納町6、東遊園地

 今大会から設けられた5千人分の「初出場枠」。阪神・淡路大震災から20年を迎える神戸の街を、より多くの人に走ってほしいとの思いが込められた。神戸で初めてフルマラソンに挑む2人のランナーに、意気込みを聞いた。(金旻革)

【少し不安 でも待ち遠しい 神戸市北区会社員 山根絢子さん】

 号砲の日が近づくにつれ不安は募るが、走り終わった時の達成感を想像するとわくわくもする。「5時間以内に完走したいけど無理かも」。神戸市北区の会社員山根絢子さん(31)ははにかむ。

 2年前の大会で初めて応募したが外れ、ボランティアとして携わった。当選の通知後、仕事帰りに神戸ハーバーランドなどを定期的に3~5㌔走る。11月に入り、20㌔走に初挑戦。「日々の練習で自信をつけたい」と自らを奮い立たせる。

 中高はマンドリン部、大学は軽音楽部で運動とは無縁。運動がしたいと常々思っていたが、きっかけがなかった。そんな時、神戸マラソンが始まった。走り続けるうちに体重も減って疲れにくくなったことを実感する。

 「コースは街中も海沿いもあり、面白そう」。不安だけど、待ち遠しい。仮装するランナーもいる神戸マラソンのにぎやかさが気に入っている。「同僚や友人が応援に来てくれる。走りながら探してみたい」

【目標は完走 興奮かみしめ 芦屋市団体職員 林修さん】

 「応援される側はどんな気分なのだろう」。芦屋市翠ケ丘町の団体職員、林修さん(47)は、初めてのフルマラソン挑戦を前に緊張と興奮をかみしめる。

 3回目の応募で当選した。大会を目前に控え、大好きなお酒を断ち、出勤前に早起きして練習に励んでいる。

 もともと運動は苦手。しかし、2011年の第1回大会で友人の応援で訪れた時、「ランナーと沿道の一体感に引き込まれた」。

 年明けから妻の祐子さんと走り始めた。勝手が分からず、短距離走のように駆け出し足を痛めるハプニングもあったが、今では25㌔を走破。マラソンは生活の一部になった。

舞い込んだ当選の知らせに少し戸惑ったが、走り込みを続け「見えなかったものが見えてきた」と感じる。

 阪神・淡路大震災の翌年、出身の京都から芦屋市に移住した。被害の大きさを強く覚えている。「目標は完走。沿道でさまざまなイベントもあるので、走りながら神戸を楽しみたい」

2014/11/21
 

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