チェック 神戸マラソン経済効果116億円 前回比6億円増 2014/4/8

 神戸マラソン実行委員会はこのほど、昨年11月に開かれた第3回神戸マラソン(神戸新聞社など共催)の経済波及効果が全国で約116億円に上った、とする算定結果を明らかにした。(紺野大樹)

 シンクタンク「ひょうご経済研究所」が算定した。ランナーや観客らの宿泊費や飲食費などを基に算出。第2回大会を約6億円上回った。約116億円のうち兵庫県内分は約66億円だった。

 ランナー約1500人が回答したアンケートでは、交通費や宿泊費、おみやげ代など、大会参加に関連した支出は平均3万564円だったという。

 第3回神戸マラソンは、全国から2万411人が出走。沿道の応援者数は約58万5500人、関連イベントの参加者は計約7万2千人に上り、ともに前回を上回った。

 「沿道の応援者も増え、県外からも多くの人が集まった結果」と実行委事務局。11月23日開催の第4回大会に向け、「阪神・淡路大震災20年を迎える街をたくさんの人に走ってもらい、さらに盛り上げたい」としている。

 
 

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