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山と海に囲まれた情緒あふれる街を駆ける神戸マラソンは、今年で4回目を数える。テーマは過去3回と同様「感謝と友情」。3大会のフルマラソンは、男女とも兵庫ゆかりのランナーがトップでフィニッシュした。前回大会を中心に、これまでのレースを振り返る。(所属、年齢は当時)

 7位までが従来の大会記録を上回った昨年の男子。40㌔からは3選手の争いに絞られた。ポートアイランドに入って一気に後続を引き離した新井広憲(中国電力)が、2時間分1秒で制した。

 神戸市出身。名門・報徳高では全国高校駅伝制覇を経験し、早稲田大でも活躍した。実業団入り後は故障にも悩まされたが「はってでも」と出場した地元の大会で勇姿を見せた。

 過去2大会は2位だった田中千洋(アスレックRC)が、女子で悲願の頂点を奪った。2位に3分近い差をつける圧巻のレース。大会記録を塗り替える2時間分秒の好タイムだった。

 小野高出身。1997、2003年の北海道マラソンで優勝した。出産を経ても粘り強さは健在で、44歳で迎えた度目のレースでも若手らの挑戦をはねつけた。

 第1回の男子は初のフルマラソンだった須磨学園高出身の中山卓也(早稲田大)が、女子は上谷聡子(神戸学院大AC)がそれぞれ1位だった。第2回の男子は報徳高出身の高橋謙介(TOYOTA)が栄冠に輝き、大内唯衣(ノーリツ)が女王の座を奪った。(橋本薫)

2014/11/21
 

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