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熱中症対策 暑い夏賢く乗り切ろう

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 早くも5月に最高気温30度を超す「真夏日」を記録するなど、今年も猛暑の予感。梅雨まっただ中だが、兵庫県内では、本格的な夏到来を前に、暑さに対する取り組みや商戦が盛んだ。

 猛暑で懸念されるのは「熱中症」だ。ここ数年、とりわけ暑さに弱い高齢者が、救急搬送されるケースが相次ぐ。6月から家庭向けの電気料金が値上げされ、“節電モード”で空調設備の使用を控える動きも予想される。行政や自治会などは、1人暮らしの高齢者宅などへの戸別訪問を通じ、エアコンの適切な使用や水分のこまめな補給を呼びかけるなどしている。

 一方で、暑さとうまく付き合う手だてを模索する姿も。ホームセンターなどでは、最新の技術を生かし、環境にも優しい、アイデアと工夫を凝らした数々の冷・涼感商品がそろう。夏バテで食欲が減退しがちな季節、どうやってバランスの良い食事を取るか。そんな声に応えようと、夏野菜を中心に、多彩なメニューを提供する店もある。

 じめじめした梅雨は今しばらく続くが、備えを万全に、夏本番を迎えたい。(映像写真部 笠原次郎)

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