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挑む今、そして4年後

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 数多くの名勝負やメダルラッシュに日本中が沸いたリオ五輪に続き、パラリンピックのリオ大会が9月7日、開幕する。兵庫県出身・在住の13選手が参加予定で、目前に迫った4年に1度の晴れ舞台に胸を高鳴らせている。

 兵庫県障害者スポーツ協会(神戸市中央区)によると、兵庫は「障害者スポーツ王国」の一角という。

 1969年、県は全国に先駆け、障害者の活動拠点として、神戸市垂水区に「リハビリテーションセンター」(現・同市西区)を開設。体育館や職業訓練校も併設するなど発展を続け、スポーツへの取り組みを幅広く支援する風土を育んできた。今では県内の競技団体数は32で、国内でも突出。分厚い選手層を生む源になっている。

 障害者アスリートを取り巻く環境は、練習場やコーチ、遠征費の確保などまだまだ十分とは言い難い。さまざまな困難を乗り越えてリオ大会に挑む選手、今後の飛躍を誓う若者や彼らを支える人たちに迫った。

(映像写真部 笠原次郎)

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