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芝生広場を囲んで並び、テープカットする参加者=神戸市中央区小野浜町(撮影・山口 登)
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芝生広場を囲んで並び、テープカットする参加者=神戸市中央区小野浜町(撮影・山口 登)

 神戸市が復興のシンボルとして整備を進めてきた「神戸震災復興記念公園」(同市中央区小野浜町)が17日、開園した。JR貨物神戸港駅跡地の約5・6ヘクタールに、芝生広場(外周約450メートル)や、市民が種から花や木を育てるための施設、震災で全壊した建物の部材などを展示する語り継ぎ広場を備える。一部未整備で、全面開放は4月になる。

 この日、開園式があり、市民ら約1200人が参加した。同公園は「つくり続ける公園」をキーワードに、市民らでつくる検討会の提案を受けて構想をまとめた。石井陽一副市長が「公園をつくり続け、復興過程で学んだことを継承していきたい」とあいさつ。市立明親小学校の児童たち約100人が合唱を披露し、被災地から生まれた歌「しあわせ運べるように」を参加者全員で歌った。

 検討会のメンバーの杉本正美・神戸芸術工科大名誉教授は「芝生広場で遊ぶ子どもたちに明るい未来を感じる。市民が一緒になって公園をつくり、愛し続けてほしい」と話した。

 また、愛称を公募し、「みなとのもり公園」に決まった。(紺野大樹)

2010/1/17
 

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