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加西版を使ったラジオ体操で体を動かす住民たち=加西市福住町
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加西版を使ったラジオ体操で体を動かす住民たち=加西市福住町

 ラジオ体操の考案者の1人、大谷武一氏(1887~1966年)の出身地・兵庫県加西市の賀茂小学校区で、同小PTAのOBや有志でつくる「武一会」がラジオ体操加西版をつくった。「ラジオ体操加西版 始めよか~」でスタート。播州弁のうち加西の言葉を使い、掛け声や合いの手に、ぼけや突っ込みも交えてユーモラスな雰囲気で体操を進行させている。(小日向務)

 ラジオ体操は、逓信省簡易保険局(現・かんぽ生命)が1928(昭和3)年に制定、NHKなどと協力し普及に努めてきた。2014年に開かれた「第1回全国小学校ラジオ体操コンクール」では賀茂小が入賞しており、加西版を作成するきっかけとなった。

 武一会は夏休みに開かれるラジオ体操の後、流しそうめんを企画するなど盛り上げに協力している。大藤友也代表は「加西の言葉に入れ替えれば、より親しんでもらえる」と役員らと検討。昨年夏に完成させた。声も役員とその子どもたちで吹き込んだ。

 新型コロナウイルス感染症の影響もあり、同市福住町の福住東町公会堂駐車場では10月から、健康づくりを目的に毎週土曜の朝、加西版も使って住民約40人がラジオ体操をしている。同感染症に加えインフルエンザの流行も懸念されるため、寒さの厳しい12月と来年1月は休むが、2月ごろには再開する予定という。

 加西版は「-始めよか~」に続いて「ほな、いこか~」と子どもたちの合いの手が入る。その後「腕を前から上に上げて大きく背伸びしよか~」に合わせて体操がスタート。大人と子どもの掛け合いが続く。後屈の部分では「地べたに届くか?」とのぼけに、子どもが「ゴチャいうたらあかんぞ」と突っ込み、最後は「ごくろうはんやったな」で締めくくる。

 同感染症の影響で、録音したCDはまだ一部しか配布されていないが、大藤さんは「まず小学校区内で配った後、できれば市内全域に広めたい」と話している。

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