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災害時協定を締結した片山象三西脇市長(左)と西脇ロイヤルホテルの中川省三社長=西脇市役所(提供)
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災害時協定を締結した片山象三西脇市長(左)と西脇ロイヤルホテルの中川省三社長=西脇市役所(提供)

 兵庫県西脇市と西脇ロイヤルホテル(西脇市西脇)は、災害発生時の避難所開設に関する協定を結んだ。新型コロナウイルス感染症が拡大する中、指定避難所に避難者が入りきれない場合、同ホテルの宴会場やロビーなど、最大約180人が使用できる想定という。

 県は6月、同感染症対応の避難所運営ガイドラインを更新した。避難者1人当たり3平方メートル以上と従来通りの居住面積に加え、世帯ごとの間隔を1~2メートル確保する必要性を盛り込んでおり、各市町は、避難所の収容可能人数などの見直しを進めている。

 同市の指定避難所は、風水害時が12カ所で最大収容人数2975人、地震時が18カ所で同4535人を想定。しかし、コロナ禍のガイドライン見直しに伴い、1人の居住面積を6・6平方メートルとし、使用する部屋を追加するなどしながら、それぞれ1575人、2515人とほぼ半減させた。

 協定締結後、同ホテルの中川省三社長は「災害は起こり得るもの。市民の安心安全を守るお手伝いをする」と語った。片山象三市長は「新たな避難所の確保が必要な中、大変心強い」と話した。(長嶺麻子)

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