バレーボールVリーグ2部(V2)男子の兵庫デルフィーノが23日、兵庫県西脇市西脇の市総合市民センター体育館で、つくばユナイテッドと対戦した。新型コロナウイルス感染症の影響で、選手らはPCR検査を受けた上での出場で、客席は無観客で開催された。
デルフィーノは2006年の発足で、兵庫県内唯一、Vリーグに参戦する男子チーム。同県尼崎市を拠点としながら、西脇市や同県明石市、同県南あわじ市をホームタウンとし、毎年、公式戦を開催しているほか、子ども向けのバレーボール教室も開催している。
V2で2年目のデルフィーノ。今季は、新戦力としてオーストラリア出身のマシュー・パロット選手が加わった。23日の試合は、V2の総得点で5位につくパロット選手や、西澤岳選手らを中心に得点を重ねたが、ストレート負けを喫した。
24日は午後1時から埼玉アザレアと対戦する。無観客試合で、Vリーグ公式の有料動画配信サービス「V.TV」で視聴できる。同体育館では、2月27、28日にもV2公式戦4試合が予定されているが、現在、開催の可否や形式を検討しているという。(長嶺麻子)
