北播

  • 印刷
大改修されている屋台。漆を塗る前の白木の姿も美しい=加西市北条町古坂
拡大
大改修されている屋台。漆を塗る前の白木の姿も美しい=加西市北条町古坂
大改修されている屋台。漆を塗る前の白木の姿も美しい=加西市北条町古坂
拡大
大改修されている屋台。漆を塗る前の白木の姿も美しい=加西市北条町古坂

 3年がかりで大改修されている兵庫県加西市北条町古坂区の屋台の木造部分が完成し、同区で10日、住民に披露された。漆を塗って仕上げる前に白木の屋台を見られる機会は珍しく、12日から同市役所1階(同市北条町横尾)で公開されている。5月14日までの公開後、金具を取り付け、漆を塗るなどして仕上げていくという。(小日向務)

 古坂区の屋台は、明治期から使われており、大規模な改修は約35年ぶりという。屋根を支える部材が割れるなど老朽化が進み、2年前から改修している。

 1年目は泥台などの下部を改修。昨年は高欄の上部をほぼ造り替えた。

 一般的な屋台より1段多い四軒繁垂木の屋根が古坂の屋台の特徴。改修では、屋根を支える部分に、堅く焦げ茶の色合いが印象的なウエンジ材を使った。大半はヒノキ材を使っている。地元業者の霜門建設が改修を請け負い、数多くの屋台建造や改修を請け負う姫路市の宮本住建に協力を得ている。

 高欄の飾りや梵天(ぼんてん)のしゃちなど金具は今では簡単に作れないものが多く、過去の装飾品をメッキで再加工するなどして使っている。ちょうちんも明治期のものを補修して復活させる予定という。

 10日の地元公開では屋台を、屋台庫から近くの公民館敷地に移動し、住民にお披露目。住民はカメラやスマホなどで見事な出来栄えを撮影しながら、各所に施された飾り彫や格子などに「ここまで造り込んでいるとは」と感嘆の声を上げた。屋台保存会の藤原基博代表(42)は「みんなの思いが詰まっている。ここまでできたことを誇りに思う」と感慨深げだった。

北播

兵庫がもっと好きになるニュースお届けします。「神戸新聞ニュースレター」の購読は、下のフォームから。

利用規約に同意の上、登録ボタンをクリックしてください。

北播の最新
もっと見る

天気(5月17日)

  • 26℃
  • ---℃
  • 60%

  • 27℃
  • ---℃
  • 70%

  • 26℃
  • ---℃
  • 80%

  • 26℃
  • ---℃
  • 70%

お知らせ