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64歳以下対象の接種券を準備する小野市職員=小野市中島町
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 兵庫県北播磨地域の各市町で、新型コロナウイルスのワクチン接種が進んでいる。高齢者の予約率、接種率の現状や、今後スタートする64歳以下の接種の見通しはどうなっているのか。北播地域の自治体の取り組みや計画、課題などを市町ごとにまとめる。

 小野市は5月1日、三木市を含む北播磨5市1町で初めて、高齢者施設以外でのワクチン接種を開始した。北播磨地域でいち早く集団接種に取り組み、個別接種を含めると、65歳以上の予約率は89・8%(8日時点)に上る。1回目の接種率も62・1%(9日時点)に達している。

 かかりつけ医などで行われる個別接種と並行して接種を推進することで、接種率が向上。65歳以上の接種にめどがつき、今月9日には64歳以下への接種券の発送もスタートさせた。段階的に13歳までの市民に送る計画を示し、12歳についても、12歳を迎える誕生月に発送する予定。現状の高齢者だけでなく、希望する全市民にワクチンが行き渡る全体像を描いている。

 7月には市独自の試みとして、夜間の集団接種もスタートさせる。集団接種会場を午後6時から午後8時まで開く計画で、日中に仕事や学校に通う若い世代の接種を促す。

 ただ、12~15歳への接種には課題が残る。京都府伊根町が今月、12~15歳への接種を開始したところ、副反応などを心配し、抗議が殺到。コールセンターが一時停止する事態となった。

 小野市では保護者の心情を考え、中学校などでの接種について慎重に検討する方針だ。担当者は「早めの接種を望む保護者もいれば、副反応から慎重な人もいる。教育委員会と協議を重ねて接種計画を決めたい」としている。

 5月末には、市内の高齢者施設職員を対象に行われた接種で、ワクチンが入っていない空の注射器を刺すミスもあった。今後は接種対象者が増加するため、担当者は「マニュアルの再読指示などで再発防止を徹底している」と気を引き締めている。

 早期接種を目指し、北播磨地域で先行する同市。市健康増進課の大橋節代課長は「高齢者から、今後は幅広い世代へと移っていく。少しでも早く接種をしてもらうため(接種場所や時間などの)選択の幅を広げていきたい」と話している。

 小野市新型コロナワクチン接種コールセンターTEL0794・70・8190

(杉山雅崇)

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