居酒屋チェーン店「つぼ八 西脇店」(兵庫県西脇市和田町)が改装し、一つの店舗に中華料理チェーン店「大阪王将」と同居する“シェアレストラン”に生まれ変わる。両ブランドのメニューが注文できる店舗は初といい、18日にプレオープンする。
つぼ八西脇店を運営する「けんじフードサービス」(同市和田町)が、神戸市などで大阪王将も展開していた関係で実現。新型コロナウイルスの感染拡大で居酒屋の需要が低迷する中、生き残りの道を模索し、ユニークな店舗が生まれた。
同社の森脇和成社長(60)は「両ブランドのメニューが同じ店で楽しめるのは日本で初めて。つまり、世界でも初めて」と笑顔。両方の看板を掲げた店の外観だけでなく、店内にも2枚ののれんが掛かり、従業員も2種類のTシャツを着用している。
7月15日までは「大阪王将」のメニューのみの提供。プレオープン期間(6月18~23日)は午前11時~午後3時まで。24日は休み、25日のグランドオープン後は午前11時~午後9時まで。持ち帰りの注文も可能。大阪王将 つぼ八西脇店TEL0795・23・0088。
(伊田雄馬)
