北条鉄道の法華口駅(兵庫県加西市東笠原町)で昨年整備された車両の行き違い設備が、全日本建設技術協会の2020年度全建賞に輝いた。駅員不在の無人駅で、運転士がICカードを利用することで運転指令とつながり、単線を走行する車両同士の行き違いを可能にした。従来よりも低コストのシステムで、各地のローカル線から注目を集めているという。(小日向務)
システムは「票券指令閉そく式」。法華口駅を境に北条鉄道全線を2区間に分け、それぞれの区間で運行できるのは1本のみとしている。運転士は同駅に到着後、ICカードで区間を通行する権利を請求し、北条町駅の運転指令員が許可する仕組みで運行する。昨年9月から使用を始めている。
北条鉄道は以前は単線で行き違いができず、1時間に1往復程度しかできなかった。同設備を整備することで、朝などの通勤、通学時間帯に増便し、利用者増を図っている。
ただ、従来の手法で行き違い設備を整備した場合、4億円程度が必要で、かつて費用面で断念したこともあった。北条鉄道の副社長を6月に退任した佐伯武彦さんは加西市副市長就任前に川崎重工に勤務しており、台湾新幹線の整備にも関わった同社の後輩が定年退職したことを機に依頼。新システムについて「ボランティアでつくってもらった。運も良かった」と説明した。しかし、新しいシステムだけに国の承認を得るのに苦労したという。
例年は東京で授賞式が開かれるが、今年は新型コロナウイルス感染症のため中止。8月26日に県県土整備部の鵜崎尚夫・県土安全参事が加西市役所を訪れ、佐伯元副社長や高井均・元総務企画部長、社長の西村和平市長に表彰状を伝達した。
西村市長は「技術を評価される賞をいただけるのは光栄。今後は施設を生かして、利用者を増やしていくようにしたい」と話していた。

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