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小野署が制作した田中希実選手が掲載されたポスター
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小野署が制作した田中希実選手が掲載されたポスター
三宅文佳さん(前列右)からポスターを受け取るおかみの辻江美さん(同左)=加西市殿原町
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三宅文佳さん(前列右)からポスターを受け取るおかみの辻江美さん(同左)=加西市殿原町

 慌ただしい師走に向け、兵庫・北播磨地域の自治体、警察署が交通安全を呼び掛けている。小野、加西はポスターを制作。著名なアスリートや地元酒造会社の蔵元をモデルに起用し、ドライバーらにアピールする。

■「キラキラ輝こう」

 同県警小野署は夜間の交通事故を減らそうと、東京五輪陸上女子1500メートルで8位入賞を果たした田中希実選手=小野市出身=を起用した啓発ポスターを制作した。「キラキラ輝こう」とのメッセージで歩行者に反射材の着用を呼び掛けている。

 市によると、今年に入って市内で発生した交通死亡事故は4件と多発し、昨年発生の2件を上回っている。同署によると、夕方から夜間に発生するパターンが多数を占めていたという。

 同市には、夜間の歩行者に反射材の着用を義務付ける条例が制定されているが、周知されていない。こうした状況を打開しようと、地元出身で知名度の高い田中選手のポスターへの起用を決めた。

 田中選手は初めて出場した今夏の東京五輪陸上女子1500メートルで8位に入り、中距離種目では日本勢93年ぶり入賞の快挙を達成した。ポスターでは、力走する田中選手の写真をベースにメッセージを掲載。自転車運転者と歩行者に反射材の着用を呼び掛けているほか、ドライバーにはハイビームの利用を推奨している。

 同署交通課は「キラキラした活躍を見せた田中選手のように、夜間の歩行者と自転車は光る反射材を身につけて」としている。(杉山雅崇)

■三宅酒造7代目蔵元もモデルに

 兵庫県加西市は飲酒運転根絶ポスターの掲示を始めた。同県警加西署に「加西飲酒運転根絶大使」として委嘱された三宅酒造7代目蔵元の三宅文佳さん(28)をモデルに作成。市内の飲食店や一部の企業へ配布している。

 ポスターは、警察の礼服を着た三宅さんが「飲酒運転は凶悪犯罪です」などとメッセージ。加西署が啓発動画を撮影した際に市が撮った写真を使い、200枚を作成した。24日には、加西市の西村和平市長が、同市役所でポスターを記念品として三宅さんに贈呈。「飲酒運転根絶に協力してほしい」と呼び掛けた。

 その後、同市や同署、加西交通安全協会の担当者や三宅さんが同市殿原町の「お食事処 いづみ」へ移動し、協力を要請。店内にポスターを掲示した。三宅酒造が醸造した日本酒「飲んだら乗るな」を発売し、ポスターになったことなどについて、同店のおかみ辻江美さんは「お客さんに見せることで、飲酒運転をしないように呼び掛けやすくなる」と話していた。

 同市や加西署などは、年末を控え、飲酒運転や特殊詐欺被害を防ぐため29日、根絶隊の発隊式を開き、啓発キャンペーンを繰り広げる。(小日向務)

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