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「魔王」を演奏する青野原楽団(ユーチューブから)
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「魔王」を演奏する青野原楽団(ユーチューブから)

 兵庫県加西市鶉野町の巨大防空壕(ごう)で「青野原楽団」が演奏する動画が「ユーチューブ」で公開されている。同楽団は、同市青野原町にあった第1次世界大戦時の青野原俘虜(ふりょ)収容所にちなみ結成。第2次世界大戦時の防空壕とのコラボレーションが実現した。

 演奏を公開したのは「青野原オーストリア2019プロジェクト」(理事長=大津留厚・神戸大名誉教授)。同収容所はかつて、オーストリア・ハンガリー帝国やドイツの捕虜が暮らした。捕虜の帰国から100年の節目の2019年、オーストリアでの資料展のほか、青野原楽団が、捕虜たちが演奏していた曲などをコンサートで披露。その後も文化活動を続けている。

 10月に収録され、7曲を演奏した。「美しく青きドナウ」(シュトラウス)や「軍隊行進曲」「魔王」(いずれもシューベルト)など同収容所で捕虜たちが演奏した曲に加え、オーストリアの作曲家の作品などで、太平洋戦争で鶉野飛行場から飛び立った特攻隊員の遺品に楽譜が残されていた曲も入っている。

 ホールなどの施設と比べ、コンクリートの壁に囲まれた狭い空間で、独特の響きがあるといい、演奏家からは「ヨーロッパの教会で演奏しているようだ」などの感想も聞かれた。

 公開は同プロジェクトの公式チャンネルで。(小日向務)

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