兵庫県立フラワーセンター（加西市豊倉町）で４日、「花と光のクリスマス」が開幕する。園内には約１５万個の発光ダイオード（ＬＥＤ）などで、「光のトンネル」やツリー、サンタクロースが造られ、大温室の花などがライトアップされる。３日に試験点灯があった。

　同センターでは毎年冬と夏にイルミネーションの行事を開いてきたが、新型コロナウイルスの影響で昨年の２回と今年の夏は中止しており、一昨年の冬以来、２年ぶりの開催となる。

　中央花壇では、これまでより多くのツリーや、通路に沿った光のトンネルが造られ、周囲にサンタやトナカイなどのイルミネーションが飾られた。隣接する大温室内では、洋ランやベゴニアなどが照らし出され、普段とは異なる美しさを見せる。

　ライトアップは１９日までの土、日曜日と２４日の午後５～８時（入園は同７時半まで）。午後５時以降の入園料は大人２５０円（高校生以下無料）。同センターＴＥＬ０７９０・４７・１１８２

（小日向務）