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吉田稔美さんが手掛けた「ピープショー」。横から見るとただのフレームのようだが…=西脇市上比延町
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吉田稔美さんが手掛けた「ピープショー」。横から見るとただのフレームのようだが…=西脇市上比延町
のぞき穴から見ると、一枚の絵に入り込んだかのような不思議な光景が広がる=西脇市上比延町
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のぞき穴から見ると、一枚の絵に入り込んだかのような不思議な光景が広がる=西脇市上比延町
明石市立天文科学館の時計塔を描いた三浦信男さんの作品
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明石市立天文科学館の時計塔を描いた三浦信男さんの作品

 東経135度の標準時子午線をテーマにした企画展「子午線上のアート」が、兵庫県西脇市上比延町の岡之山美術館で開かれている。西脇市出身の絵本画家、吉田稔美さん(東京都)と、同県明石市在住の画家、三浦信男さんが計51点を出品。子午線の通るまちにゆかりのある2人がそれぞれの世界観で会場を彩る。3月21日まで。(伊田雄馬)

 同子午線は県内9市と県外3市を南北に貫き、中でも西脇市は北緯35度と交差することから「日本のへそ」を標ぼうしている。同館はアートの力で子午線のイメージを高めようと、初めてテーマに据えた。

 吉田さんは西脇高1年時の1977年、市が公募した「日本のへそ」シンボルマークに自作が採用され、その後、印刷美術やデザイン方面の道に進んだ。現在は絵本作家としても名をはせている。

 今回の展示には「ピープショー(のぞきからくり)」と呼ばれる仕掛け絵本を出品。17世紀末に欧州で考案され、蛇腹式につながったカードをのぞき穴から見ると、絞り効果で中の絵が奥行きを伴って立体的に見える。会場には童話などをモチーフにした小さなピープショーが並び、一部は館内で販売。「不思議の国のアリス」をテーマにした作品では、絵本の世界に入り込んで記念撮影もできる。

 三浦さんは明石南高を卒業後、本格的に油彩画を学び、渡仏して研さんを積んだ。1998年に帰国後は明石市硯町にアトリエを構え、近所の風景や静物などを題材にしている。

 今回の展示では、四季の風景を柔らかな色調で表現した作品群を展開。明石市のシンボルでもある市立天文科学館の時計塔を満天の星と描いた「星空と天文科学館」をはじめ、林崎漁港や魚の棚商店街などを横長のキャンバスに描いた。

 同館では作家2人によるワークショップやスケッチ会も企画中。午前10時~午後5時(月曜休館)。同館TEL0795・23・6223

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