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習熟訓練の開始を前にキハ40形の安全を祈願する関係者ら=北条町駅
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習熟訓練の開始を前にキハ40形の安全を祈願する関係者ら=北条町駅

 3月13日にデビューする北条鉄道のディーゼル列車「キハ40形」の運行開始を前に11日、兵庫県加西市北条町北条の同鉄道北条町駅で安全祈願祭があった。同鉄道や同市の関係者11人が、同列車の安全な運行や集客を願った。

 同列車は東北のJR東日本五能線で定期運行され、昨年3月に引退。購入した北条鉄道は、外観や内装の改修を最小限にとどめており、鉄道ファンらの注目を集めている。2月27日に開催する導入記念の乗車体験会には、定員180人に対して約1300人の申し込みがあったという。

 改修が完了して最後の走行試験を済ませており、近く運転士による習熟訓練が始まるため、安全祈願祭を開催した。同鉄道は3月14日以降、4両を順番に運行する方針で、キハ40形が登場する日はホームページで告知するという。

 この日は、同鉄道の社長を務める西村和平市長や市幹部、同鉄道の社員が参列。地元・住吉神社の林垂栄宮司が神事を執り行い、車庫の中に置かれたキハ40形の前で参列者が順番に玉串を奉納した。

 西村社長は「安全運行はもちろんだが、地域住民がより誇れる鉄道にしたい。キハが集めている注目を利用し、北条鉄道も地域も活性化したい」と話している。(小日向務)

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