兵庫県立フラワーセンター(加西市豊倉町)で、チューリップが見頃を迎えている。4月に入って暖かい日が続き、露地や鉢植えが次々と開花。例年より約1週間早く見頃を迎えた。
同センターではこの時期恒例の「チューリップまつり」が開かれており、30日までの期間中、16万本350種が楽しめる。見どころの四季の花壇や風車前花壇を中心に、赤や黄色、ピンクの花が競うように咲き誇る。
約250種を見比べられるチューリップ品種展も開かれており、ボタンに似た大きな花を咲かせる八重咲き系、花びらの縁が房状になっているフリンジ系など多彩な品種が見られる。
期間中は、北条鉄道(加西市)に新たに導入されたJR東日本のディーゼル列車「キハ40形」のグッズもPR。オリジナルボックスに入ったドーナツやクリアファイルやキーホルダーなどを入り口前広場で販売する。日時は10、17日、いずれも午前11時~午後3時。
入園料は一般500円(高校生以下無料)。同センターTEL0790・47・1182
(敏蔭潤子)
