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温室内で成長するウツボカズラと栽培担当の土居寛文さん=県立フラワーセンター
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温室内で成長するウツボカズラと栽培担当の土居寛文さん=県立フラワーセンター
53センチに成長したウツボカズラの捕虫袋(県立フラワーセンター提供)
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53センチに成長したウツボカズラの捕虫袋(県立フラワーセンター提供)

 兵庫県立フラワーセンター(同県加西市豊倉町)で、食虫植物ウツボカズラの一種「ネペンテス・トランカータ」の捕虫袋が高さ53センチまで成長した。現在のギネス世界記録を10センチ上回り、同センターは新記録として申請している。園内で公開しており、見頃は6月下旬までという。(敏蔭潤子)

 ウツボカズラはアジアの熱帯を中心に生息。葉の先端につぼ状の袋を付け、ふたの部分から香りや蜜を出して虫を誘い、中に落ちると溶かして養分を取る。同センターでは約35年前から収集、栽培し、原種系統が2020年、日本植物園協会のナショナルコレクションに認定された。

 ネペンテス・トランカータはフィリピン・ミンダナオ島原産の大型種。捕虫袋は、高さ30~40センチに成長する。ギネス登録を目指す個体は約35年前から直径40センチほどの鉢で栽培。以前から大型だったが、12年、岩場を整備した温室に移設すると根を伸ばし、4~5年後には、高さ50センチ前後の捕虫袋を付けるようになった。今回の捕虫袋は昨年11月に膨らみ始め、今年4月に50センチほどに成長し、ふたが開いた。

 栽培する同センター次長の土居寛文さん(59)は「30年以上携わっても、彼らが喜ぶ状況は分からない」と言い、温室の気温管理や水やり、日当たりに気を配る。長年の成果を入園者にも知ってほしいと、ギネス世界記録に申請した。

 午前9時~午後5時。水曜休園。入園料500円(高校生以下無料)。同センターTEL0790・47・1182

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