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果実を食べているようなフレッシュな味わいの赤ワイン「2021加西ゴールデンベリーA」=加西市鎮岩町、酒店「コタニ」
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果実を食べているようなフレッシュな味わいの赤ワイン「2021加西ゴールデンベリーA」=加西市鎮岩町、酒店「コタニ」

 兵庫県・加西特産ブドウ「加西ゴールデンベリーA」を100%使った赤ワインが、中国地方や首都圏のレストラン、酒店などで販売されている。生食用を使い、もぎたての果実を搾ったようなフレッシュな味わいは、若い女性たちに人気という。ラベルには「加西」の文字を大きくデザイン。市内関係者は、ワインをきっかけに生食用ブドウの販路拡大を期待する。(敏蔭潤子)

 ゴールデンベリーAは、1955年に市内で栽培が始まったマスカットベリーAの栽培技術を改良。種を抜き果実を大きくした。73年には「種なしベリーA」として全国的に有名になった。

 生食用の収穫期以外も加西産ブドウに親しんでもらおうと89年、ワイン造りが始まった。市とJA兵庫みらい、加西商工会議所でつくる加西ブランド協議会が販売していたが、2年前に市外でも知名度を上げようと瀬戸内醸造所(広島県竹原市)に製造・販売を委託した。

 同社が醸造工場(同県三原市)に併設するレストランには、全国から旅行者が訪れる。ワインは、ネットのほか、広島や東京のレストラン、酒店で販売する。

 同社は「味覚で産地を旅する」を目標に掲げ、酸味や糖分を足さず、果実そのままのおいしさを味わえるワイン造りを行う。ホームページでは「マスカットベリーAを地域の特産品、加西ゴールデンベリーAと名付けて栽培」と加西を紹介。「ベリーAならではの香りを引き出した」と商品を解説する。

 市農政課は「ワインでブドウ産地を知って、8月中旬から9月末までの生食用収穫期に加西を訪れてほしい。農家の生産意欲向上につながれば」と話す。

 加西市内の酒販店、農産物直売所でも販売。750ミリリットル、3080円(税込み)。市農政課TEL0790・42・8718

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