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準々決勝の大阪桐蔭高校戦で適時打を放つ下関国際高校の橋爪成選手=西宮市、甲子園球場
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準々決勝の大阪桐蔭高校戦で適時打を放つ下関国際高校の橋爪成選手=西宮市、甲子園球場

 高校野球、夏の甲子園大会で山口代表の下関国際高校が22日、仙台育英高校(宮城)との決勝に臨む。投打で活躍する仲井慎選手と、捕手の橋爪成選手は加西中(兵庫県加西市)出身。河合中(同県小野市)出身の那波賢人選手、中町中(同県多可町)出身の岡本裕大選手もベンチ入りし、北播磨出身選手が名を連ねる。初優勝に向け、故郷でも期待が高まっている。

 下関国際高は準々決勝で春の選抜大会を制した大阪桐蔭高を逆転で破り、注目度が上昇。準決勝でも選抜大会準優勝の近江高(滋賀)を下し、快進撃で初の決勝に名乗りを上げた。

 背番号6の仲井選手は準々決勝の大阪桐蔭高戦で好リリーフ。強打を誇る優勝候補を封じ、逆転劇を演出した。橋爪捕手も巧みなリードに加え、9番打者ながら準々決勝、準決勝で適時打を放つなど、勝負強い打撃で勝利に貢献している。

 2人は小学校時代、九会野球スポーツ少年団でバッテリーを組んでいた。中学では「兵庫北播リトルシニア」に在籍し、今大会に兵庫代表で出場した社高校の大西悠斗選手とは当時のチームメート。北播シニアの藤本貴久監督(60)は「中学時代から度胸や思い切りが良く、2人とも甲子園でも堂々とプレーできている」と教え子の活躍を喜ぶ。

 22日の決勝に勝てば山口県勢では64年ぶりの全国制覇。仲井選手の父崇浩さん(55)は「準決勝後のインタビューで本人が話していたように、優勝することしか考えていない。絶対に打たせないという強い気持ちで、決勝でも力を出し切ってくれると信じている」と必勝を祈る。(敏蔭潤子、岩崎昂志)

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