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露店の射的を楽しむ家族=西脇市上比延町
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露店の射的を楽しむ家族=西脇市上比延町
会場を彩った2千発の花火=西脇市上比延町
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会場を彩った2千発の花火=西脇市上比延町

 名称を変え、リニューアルした兵庫県西脇市内最大の夏祭り「日本のへそ西脇夏まつり」が27日夕、日本へそ公園(同市上比延町)で開かれた。新型コロナウイルスの感染「第7波」を受け、ステージイベントなどの規模を縮小して実施。夜には名物の打ち上げ花火が空を彩り、3年ぶりの開催に市民の笑顔があふれた。(伊田雄馬)

 以前の名称は「へその西脇・織物まつり」。ここ2年は新型コロナの影響で開催が見送られたが、日程を2日から1日に短縮して再スタート。会場での酒類の販売や持ち込みは禁止し、露店数も7割程度に抑えるなどの感染対策を施した。

 それでも会場には約1万4千人が来場し、夏らしい雰囲気を満喫。射的やかき氷などの露店に列ができた。丹波市の男性(50)は娘(6)と訪れ、「娘に祭りを味わわせてあげられてよかった」とほほえんだ。

 中央の「銀河の広場ステージ」では午後5時半から、ギターの弾き語りや兵庫教育大学の学生によるよさこい踊り、お笑いコンビ「シャンプーハット」の漫才などがあった。

 ステージでは採火式などのセレモニーもあり、実行委員会の臼井茂樹副委員長は「よりよい形での開催を目指し、装いを新たに開催することができた」と成功を喜んだ。

 祭りを締めくくる打ち上げ花火は、約2千発が夜空を明るく照らした。神戸市灘区から家族で訪れた女児(8)は「フィナーレの金色の花火がすごい迫力だった」と夏の思い出をかみしめていた。

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