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市民にお披露目された「極ハンバーグ」=西脇市野村町茜が丘
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市民にお披露目された「極ハンバーグ」=西脇市野村町茜が丘

 「播州ラーメン」「西脇ローストビーフ」に次ぐ新名物に育てようと、西脇多可料飲組合が開発を進めているハンバーグの完成お披露目会が、茜が丘複合施設みらいえ(兵庫県西脇市野村町茜が丘)で開かれた。特産の黒田庄和牛をふんだんに使い、肉のうまみを引き出した一品が完成。市内7店がアレンジメニューを振る舞い、関連団体の9人が試食した。(伊田雄馬)

 商品名は「黒田庄和牛『極(きわみ)』ハンバーグ」。市と組合は市内の和食店「ますのみ松屋」の松田幸弘さんを委員長とする開発委員会を結成し、4月から検討や試食を重ねてきた。その結果、牛肉と豚肉の割合を1対1にして脂の風味を引き出した商品や、高級感の漂う黒いロゴマークが完成した。

 お披露目会では組合の森脇冨成理事長が「ハンバーグは多くの人に愛される食品。パッケージのデザインまでこだわって作り上げた」とあいさつ。完成までの道のりをまとめたショートムービーも上映し、参加者の期待感を高めた上で料理が提供された。

 JAみのりの神澤友重組合長や西脇商工会議所の齋藤太紀雄会頭らが試食。会場では岩盤焼きやハンバーガー、リゾット添えなど、7店が趣向を凝らしたメニューが振る舞われた。

 試食した市こどもプラザ運営委員会の横尾綾菜さん(31)は「冷めてもおいしく、子どもにも好かれそうな味。好きな具材を使ってハンバーガーにしてもおいしそう」と満足顔。会の最後には松田さんが「組合員が意見を出し合い、おいしいハンバーグができた」とあいさつした。

 商品は15日から同市のふるさと納税返礼品として、各サイトへの掲載を予定。1万円以上の寄付で、5個入りのセットが贈られるという。市民向けには30日、みらいえで開かれる「みらフェス」で100個を販売し、11月20日の「にしわき産業フェスタ」でも提供する。

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