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初代の「ふるさと親善大使」となった大勢投手=多可町中区岸上
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初代の「ふるさと親善大使」となった大勢投手=多可町中区岸上
小学生とキャッチボールする大勢投手=多可町中区岸上
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小学生とキャッチボールする大勢投手=多可町中区岸上

 新人王が帰ってきた-。兵庫県多可町は18日、町をPRする「ふるさと親善大使」にプロ野球巨人の大勢(たいせい)(本名翁田大勢)投手を任命し、町健康福祉センター「アスパル」(同町中区岸上)で式典を開いた。同時に、スポーツや文化で功績を残した町民に贈る「かがやき多可賞」も授与。大勢投手は地元商工会が企画したイベントにも参加し、野球少年ら約100人とキャッチボールやストラックアウトを楽しんだ。(伊田雄馬)

 同町八千代区生まれの大勢投手は西脇工業高校(同県西脇市)などを経て、昨年のドラフト会議で巨人に1位指名された。今季は抑え投手としてプロ野球新人記録に並ぶ37セーブを挙げ、セ・リーグの新人王に選ばれた。

 18日は、かがやき多可賞の授与式が先に開かれ、大勢投手は全国大会へ進んだ中高生ら7人と出席。大勢投手が初代となる大使任命式では、吉田一四町長が町産ヒノキに焼き印で刻んだ任命書やバッジ、特産の杉原紙で作られた名刺などを手渡した。

 大勢投手は吉田町長とグータッチし、町が制作した等身大パネルにサイン。「いつ帰ってきても変わらない人の温かさ、自然が大好き。スポーツを通じ、しっかりと町の魅力をPRできる選手になりたい」と力強く抱負を述べた。

 また、町商工会青年部のイベントには、大勢投手が小学生時代に所属していた「八千代少年野球クラブ」などから野球少年が参加。講演会に続いて、グラブやバット、巨人のユニホームなどが当たるクイズ大会があり、約40人に賞品が大盤振る舞いされた。

 大勢投手は近くのグラウンドで児童らとキャッチボールも行い、交流を深めた。相手役を務めた同クラブの女子児童(9)は「投球をほめてもらってうれしかった」と笑顔だった。

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