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せせらぎを聞きながら新緑のトンネルを走り抜ける=加東市畑
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せせらぎを聞きながら新緑のトンネルを走り抜ける=加東市畑
サイクルラック2台を店舗前に置く「ピンクハウス」=加東市藤田
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サイクルラック2台を店舗前に置く「ピンクハウス」=加東市藤田

 新緑がまぶしい。絶好の季節を、爽快にサイクリングで堪能したい-。

 そんな願いを兵庫県加東市観光協会の鵜野泰寛さん(42)に相談すると「走りやすくて、トトロが出るような道が市内にありますよ」。スポーツバイクは初心者だけれど、この機会に体験してみた。

■小さな発見の連続楽しみ

 同協会(加東市河高)はサイクリング用のロードバイクなどを貸し出している。4月下旬、電動アシストのスポーツバイク(1日3850円)を借りて同協会前を出発した。

 案内役を頼んだ鵜野さんは愛好家でつくる加東サイクリング協会副会長で、本格的な自転車歴は約10年。勝手知ったる様子で集落内の道をたどり、東へ向かった。電動バイクは上り坂でも軽い力で進み、全身で風を切る感覚が心地よい。

 田園地帯や茶畑を抜け、目的地が見えてきた。加東市畑の国宝・朝光寺の近くにある、幅2~3メートルの新緑の細道。舗装されているが、両側は頭上を覆うように木々が生い茂り、さながら緑のトンネルだ。自然とペダルをこぐ動きを止め、惰性に任せたスピードでゆっくりと息を吸い込んだ。

 長い区間ではないが、途中で水のせせらぎが耳に届いた。「朝光寺の近くにある『つくばねの滝』から流れてくる小川です。自転車仲間は皆ここで癒やされるんですよ」と鵜野さん。確かに。清涼な空気に、疲れをいっとき忘れた。

 道の脇を見ると、アスファルトを破って伸びるタケノコが。車で通ったら見落としていただろうな-。寄り道して往復約36キロ、2時間11分の輪行はそんな小さな発見の連続だった。(岩崎昂志)

    ♪

 高まるサイクリング人気を受け、北播磨でも愛好家や自治体がお薦めコースを発信しています。行楽シーズンを迎え、地元のサイクリストに個人的な「イチ推し」スポットを紹介してもらいました。

■喫茶レストラン「ピンクハウス」など サイクルラック設置店各地に

 加東市観光協会は5年ほど前から、市内の会員店舗にサイクルラック(自転車置き)の設置を進めている。現在は20店に増えた。

 同市藤田の喫茶レストラン「ピンクハウス」も設置店の一つ。マスターの藤原正彦さん(70)によると、加古川や神戸、明石市などから自転車で毎週訪れる常連客がいるという。

 「皆さんがこだわりの自転車グッズを見せてくれるから、こちらも楽しい」と藤原さん。定番メニューの昔ながらのオムライス(950円)やコーヒーを味わいながら、気さくな藤原さんとの会話や音楽で一息つける。ピンクハウスTEL0795・42・6776

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