兵庫5区のニュース
衆院選兵庫5区の立候補者3人による演説会が9日、丹波市氷上町本郷のポップアップホールであった。丹波青年会議所が企画。維新前職の三木圭恵候補(48)、自民前職の谷公一候補(62)、共産新人の西中孝男候補(65)が、集まった約70人を前にそれぞれ考えを述べた。
兵庫5区の地域活性化について、主な主張は次の通り。
三木候補は「高速道路と鉄道の整備が必要だ」と指摘。少子高齢化などの問題には「高校、大学、病院が集まる拠点を置き、子どもが根付く環境づくりが大切」と述べた。
谷候補は「人口減に歯止めをかけるため、市町が地域の強みを生かした政策ビジョンを考えなければ」と強調。「その前提として、インフラは国政が整備すべきだ」とした。
西中候補は「農業の展望が持てる環境が大切」とし、価格・所得保障の必要性などを訴えた。丹波市の豪雨災害にも触れ「国の支援を充実させていくべきだ」と話した。
(森 信弘、藤本淑子)