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王位戦初防衛から一夜明け、穏やかな表情で記者会見する藤井聡太王位=26日午前9時ごろ、徳島市の徳島グランヴィリオホテル(立花善晴撮影)
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王位戦初防衛から一夜明け、穏やかな表情で記者会見する藤井聡太王位=26日午前9時ごろ、徳島市の徳島グランヴィリオホテル(立花善晴撮影)

 24、25日に徳島市で指された将棋の「お~いお茶杯第62期王位戦」(神戸新聞社主催、伊藤園特別協賛)で初防衛に成功した藤井聡太王位(19)=棋聖=が26日朝、徳島市内のホテルで記者会見した。「結果を出せてほっとした」と表情を和らげつつも「重要な対局が続くので、王位戦の経験を次につなげることを考えたい」と気を引き締めた。

 前夜は家族らに電話で王位防衛を報告。師匠の杉本昌隆八段(52)からは「防衛おめでとう」と祝福を受けたという。普段通り午後11時ごろに寝て朝は7時半ごろ起床したといい「しっかり眠ることができた」とさわやかな声で話した。

 豊島将之竜王(31)=叡王、尼崎市=との勝負を振り返り「序盤の指し方が課題としてある。今回の番勝負の経験を踏まえて、改善していくよう取り組む」と課題を挙げた藤井王位。豊島叡王に挑戦中の第6期叡王戦は、9月13日の第5局で史上最年少の三冠達成がかかる。竜王戦も豊島竜王への挑戦権獲得にあと1勝と迫っている。

 連戦が続くが「対局の合間にしっかり休むよう心掛けている」。この夏の一連の戦いを通じて「成長できたのかな」と手応えを感じている様子だった。

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