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阪神・淡路大震災を題材にした詩を読み上げる俳優の竹下景子さん=2020年1月、神戸市内
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阪神・淡路大震災を題材にした詩を読み上げる俳優の竹下景子さん=2020年1月、神戸市内
安藤忠雄さんが神戸市に寄贈し、竹下景子さんが名誉館長に就任する図書館「こども本の森 神戸」=神戸市中央区加納町6
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安藤忠雄さんが神戸市に寄贈し、竹下景子さんが名誉館長に就任する図書館「こども本の森 神戸」=神戸市中央区加納町6

 建築家の安藤忠雄さん(80)が手掛け、3月にも神戸・三宮の東遊園地にオープンする図書館「こども本の森 神戸」の名誉館長に、俳優の竹下景子さん(68)が就任することが27日、関係者への取材で分かった。竹下さんは被災者の詩の朗読を通じ、阪神・淡路大震災を語り継ぐ活動に長年取り組んでおり、就任に伴い、震災体験を継承する象徴的な場にもなる。

 図書館は、震災からの復興事業に携わり、神戸への思い入れが強い安藤さんが、子ども向け施設として建設し、神戸市への寄付を提案。2020年11月に着工し、昨年12月に完成した後、引き渡された。

 市が館内に並べる本や運営資金の協力を募ったところ、市民や企業、団体から目標の2倍以上の絵本や児童書など約2万1千冊が寄せられた。寄付金も目標額の1億円を超えたという。3月下旬のオープンに向けて準備が進んでおり、2月には本の搬入が始まる。

 図書館がある場所は東遊園地の南側で、震災犠牲者の銘板が並ぶ「慰霊と復興のモニュメント」の近く。関係者によると、竹下さんの名誉館長就任は、安藤さんの意向が強いという。

 テレビや映画で長く活躍してきた竹下さんは、知人の音楽家の依頼を受け、1999年以降、神戸で市民団体主催のコンサートに参加。被災者らから寄せられた詩を朗読するなど、震災体験の継承に尽力してきた。05年には神戸ゆかりの著名人に市が委嘱する「神戸大使」となり、街のPRも担う。神戸大使は安藤さんも03年から務めている。

 安藤さんは、大阪市にも「こども本の森 中之島」(同市北区)を寄贈。20年7月に開館し、名誉館長にはノーベル医学生理学賞受賞者の山中伸弥・京都大iPS細胞研究所所長が就いている。(初鹿野俊)

【特集ページ】阪神・淡路大震災

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