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兵庫県立高校の再編について会見する県教育委員会高校教育課の(左から)新谷浩一課長、兼本浩孝高校教育改革官、倉橋良太副課長=17日午後、神戸市中央区、兵庫県庁(撮影・坂井萌香)
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兵庫県立高校の再編について会見する県教育委員会高校教育課の(左から)新谷浩一課長、兼本浩孝高校教育改革官、倉橋良太副課長=17日午後、神戸市中央区、兵庫県庁(撮影・坂井萌香)
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 兵庫県教育委員会は17日、2025年度に県立高校14校を6校に再編する計画について、新校の想定設置場所などを盛り込んだ基本計画を発表した。

 想定設置場所は次の通り(設置場所に○)。

 神戸市北区(第1学区)=神戸北、○神戸甲北▽同市西区(同)=伊川谷、○伊川谷北▽西宮市(第2学区)=○西宮北、西宮甲山▽三木市(第3学区)=三木北、○三木東、吉川▽姫路市南部(第4学区)=○姫路南、網干、家島▽同市北部・福崎町(同)=○福崎、夢前

北部・福崎町(同)=福崎、夢前。

 大半が1970~80年代の生徒急増期に新設したか、分校から独立した学校だが、姫路南や福崎など前身校の開設が大正期にさかのぼる伝統校も含まれる。1学年のクラス数は、6学級の伊川谷北以外は1~5学級で、県教委が普通科・総合学科で望ましい規模とする6~8学級を下回っている。

 統合理由としては、周辺地域で今後の人口減少が見込まれることや、学校間の距離が数キロ圏内にあることなどが挙げられている。また三木市内の3校統合に伴い、第3学区の同市と第2学区の三田市を25年度から「隣接区域」とし、両市内の高校に互いに進学できるようになる。

 今後は23年12月までに学校名などが決定。24年度には校歌や制服などの詳細が固まり、入試で25年度の第1期生を受け入れる。24年度までは統合前の高校に入学できる。

■県立高校教育改革第3次実施計画 兵庫県内125の全日制県立高校のうち、28校を統合して13校に再編する。背景には約30年前より生徒数が半減した一方、学校数はほぼ同じで、小規模校が増加していることがある。2025年度は16校を7校に再編する予定だったが、うち2校は検討を継続することになった。28年度は12校を6校に再編予定で、対象校はその3年前に公表される。

教育高校再編神戸阪神三木姫路西播
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