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 兵庫県姫路市立3高校(姫路・琴丘・飾磨)の統合再編で、市は2日、2026年度に姫路高(姫路市辻井9)の校舎を活用して統合校を開設する方針を示した。来春移転する市中央卸売市場(同市延末)の跡地に校舎を新設するとしていたが、用地買収などで時期のめどが立たないため、いったん既存校舎で開校し、新校舎の完成後に移転する。

 市議会本会議で、西田耕太郎教育長が答弁した。同市場は敷地面積が約5万8千平方メートルと広大で、姫路駅や山陽電鉄手柄駅、再整備中の手柄山中央公園に近い。同公園には文化・スポーツ施設もある。

 市は地権者と用地買収の交渉を進めているが、敷地の6割は民有地で完了のめどが立っていない。

 3校はいずれも1学年6学級だが、少子化などで学級数を維持できない可能性もあり、新校舎完成を待たずに開校する。琴丘高と飾磨高の跡地活用は決まっていない。統合校について、市教育委員会の外部審議会は国際、理系分野など最先端の学びを提供する1学年10クラス程度の大規模校が望ましいと提言している。

 25年度には兵庫県立高の統合再編計画があり、同市を含む第4学区では対象5校を2校とし、姫路南高と福崎高の場所に設置する方針が打ち出されている。(井上 駿)

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