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U-23アジア選手権から帰国し、喜びと悔しさを語ったヴィッセル神戸のDF岩波拓也(撮影・風斗雅博)
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U-23アジア選手権から帰国し、喜びと悔しさを語ったヴィッセル神戸のDF岩波拓也(撮影・風斗雅博)

 サッカー男子のリオデジャネイロ五輪最終予選を兼ねたU-23(23歳以下)アジア選手権を制した日本のDF岩波拓也(J1神戸=神戸市須磨区出身)が1日午前、神戸空港経由で帰神した。守備の要を担った21歳だが、大事な試合で控えに甘んじた悔しさをばねに「本大会でメダルを取る」と意気込みを語った。

 初戦の1次リーグ北朝鮮戦から決勝まで6試合中4試合にフル出場。186センチの長身を生かして空中戦や球際の強さを見せつけ、3度の完封勝利に貢献した。

 一方、五輪出場が懸かる準決勝など2試合は奈良竜樹(川崎)に出番を譲り、「もっと期待されていると思った。悔しさの方が大きい」と打ち明けた。さらに、決勝では自身の左脚にシュートが当たって失点。不運なゴールだったが、「位置取りが悪かった。ああいうのが負けにつながる」と大舞台の怖さをあらためて知らされたという。

 そんな中、これまで評価が低かったチームの成長を感じた。2014年のU-19(19歳以下)アジア選手権は準々決勝で北朝鮮に屈し、U-20(20歳以下)W杯出場を4大会連続で逃したが、経験を重ね、アジア王者に上り詰めた。岩波は「見返したい気持ちや反骨心があった。厳しい声をくれた人にも感謝したい」と語った。

 息つく間もなく、4日には神戸の沖縄キャンプに合流する。「全試合に出てタイトルを取りたい。五輪に向けてもう一回Jリーグでアピールする」。Jでの活躍で五輪メンバー入りを不動にするつもりだ。(伊藤大介)

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