熊本地震を受け、Ｊ１神戸は２４日、仙台とのリーグ戦が行われるノエビアスタジアム神戸（神戸市兵庫区）に東日本大震災などの被災地支援を続ける福岡県出身のミュージシャン山口洋さんを招き、スペシャルライブを開く。試合開始１５分前の午後０時４５分ごろから。

　クラブ側の「歌で九州を応援したい」という要請に山口さんが応えた。山口さんはロックバンド「ヒートウェイヴ」のギターボーカルで、１９９５年の阪神・淡路大震災の発生後、被災地に思いをはせた「満月の夕（ゆうべ）」を同「ソウル・フラワー・ユニオン」の中川敬さんと制作。同曲は東日本大震災の際にも、復興のシンボルの一つとして広まった。山口さんは「神戸と九州をつなぐ懸け橋になればと、心を込めて歌います」とコメントした。