サッカーのブラジル１部リーグ、シャペコエンセの選手ら７１人が犠牲になった２０１６年１１月のチャーター機墜落事故を受け、Ｊ１神戸ではオフィシャルグッズショップ・ハーバーランド店（神戸市中央区東川崎町１）で募金を呼び掛けている。

　事故では、０９年に神戸を指揮したカイオジュニオール監督も命を落とした。シャペコエンセはすでに活動を再開し、８月１５日に埼玉スタジアム（さいたま市）である「スルガ銀行チャンピオンシップ」に出場する予定。募金には神戸のほか、Ｊリーグの各クラブも取り組んでおり、来日に合わせて届ける。

　１４年にシャペコエンセに所属したウエスクレイは「一緒にプレーしたＧＫや役員らが亡くなった。募金活動をやってくれるのはすごくうれしいこと」と話している。神戸は本拠地のノエビアスタジアム神戸（神戸市兵庫区）で開くリーグ戦でも募金への協力を求める。対象は２０日のＦＣ東京戦から８月９日の鹿島戦までの計６試合。ハーバーランド店ＴＥＬ０７８・５９９・７１５５

（有島弘記）