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川崎戦の終了後、サポーターの声援にこたえる神戸のポドルスキ=9月23日、ノエビアスタジアム神戸
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川崎戦の終了後、サポーターの声援にこたえる神戸のポドルスキ=9月23日、ノエビアスタジアム神戸
神戸新聞NEXT
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 J1神戸に今夏から加入した元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(32)は報道陣泣かせだ。試合後のミックスゾーンで、雄弁にコメントする日もあれば、無言で素通りすることもしばしば。大物外国人だけに、新聞、テレビ各社が毎試合、待ち構えるが、その日になってみないと対応は分からない。

 ポドルスキのJリーグデビューは7月29日の大宮戦。2ゴールを奪ってチームを勝利に導き、「何よりも最高のスタートになった」などと興奮気味に質問に答えた。

 続く柏戦も取材に応じたが、敗戦のいら立ちに通訳の行き違いも重なったのか、記者と口論する事態に。それからコメントを残さなくなり、家族が初観戦した8月20日の横浜M戦では、Jリーグの規定で、通過が義務付けられているミックスゾーンに姿を見せず、クラブ広報を通じて「悪気はなかった」と釈明したこともあった。

 ノーコメントが続いた期間は8月9日から9月3日までの公式戦6試合。チームは2分け4敗と低迷し、その間には監督交代もあった。

 再び報道陣に口を開いたのは、チームが8試合ぶりに勝利した9月9日のG大阪戦。ポドルスキからのパス展開が機能し、試合後は女性記者の試合分析にうなずき「監督になって」と冗談を飛ばすほどの上機嫌だった。

 2-0で快勝した16日の札幌戦でも報道対応し、「勝てば雄弁」「引き分け以下なら無言」の定説になりつつあったが、23日の川崎戦は0-0のドローながら、ミックスゾーンで足を止めた。

 これまでの傾向を踏まえ、報道陣は半ば諦め気味だったが、ポドルスキは、引き分けでもリーグ2位の川崎と互角の勝負を演じた試合内容を評価したもよう。口を開くのは「気まぐれ」なのか、それとも「計算」なのか。報道陣のやきもきが続く。(有島弘記)

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