サッカー韓国代表の申台竜(シン・テヨン)監督は14日、ワールドカップ(W杯)ロシア大会の代表候補としてエースの孫興民(ソン・フンミン、トットナム)ら28人を発表した。最終登録の23人には今後の強化試合を通じて絞る方針。
Jリーグのクラブ所属選手は神戸のGK金承奎(キム・スンギュ)とMF鄭又栄(チョン・ウヨン)をはじめ、金鎮鉉(キム・ジンヒョン、C大阪)DF張賢秀(チャン・ヒョンス、FC東京)鄭昇●(チョン・スンヒョン、鳥栖)の計5人が選ばれた。
■「試合出るのが大事」神戸のGK金承奎、事実上確定
韓国代表候補にJ1神戸から2選手が選出されたことを受け、この日の練習後にGK金承奎が報道陣に対応した。W杯本大会ではGK3人の登録が義務付けられており、ロシア行きが事実上確定。「いかに試合に出るかが大事」と決意を語った。
韓国代表には2013年から定着し、出場も31試合を数える。W杯の挑戦は今回で2度目となり、14年の前回ブラジル大会では1次リーグ最終戦のベルギー戦に先発した。
在籍3年目の神戸では今季、後方からのビルドアップに加わる。絶対的守護神の27歳は「自分がやりたいプレーを経験できている。(神戸のサッカーが)韓国代表と似ている部分もあり、より助けになっている」と感謝した。
一方の鄭又栄はこの日、体調不良で練習を回避した。金承奎は同時選出について、「1人しか行けなかったら気まずかった。一緒に行けて落ち着く」と本音を漏らした。(有島弘記)
※●は「火」へんに「玄」








