日本サッカー協会は15日、今月下旬からフランスで行われるトゥーロン国際大会に臨むU-21(21歳以下)日本代表を発表し、J1神戸のMF藤谷や欧州でプレーする伊藤(ハンブルガーSV)、昨年のU-20ワールドカップ(W杯)で左膝に重傷を負った小川(磐田)ら20人を選出した。
フル代表コーチを兼任する森保監督の代行として横内コーチが指揮する。森保監督は「世界基準の戦いを通してチームの成長につなげていく」と話した。
神戸の藤谷は神戸市北区出身。世代別代表に入り続け、昨年のU-20(20歳以下)ワールドカップにも主力として出場した。神戸では右サイドバックで起用され、50メートルで6秒を切るスピードを絶対的な武器としている。東京五輪世代でもある藤谷はクラブを通じ「強い相手と試合ができ、良い経験ができる」とコメントした。
1次リーグは12チームが3組に分かれ、C組の日本は28日にトルコ、31日にポルトガル、6月3日にカナダと対戦する。各組1位と2位で成績最上位の1チームが準決勝に進む。
サッカーU-21(21歳以下)日本代表は次の通り。
▽GK オビ・パウエルオビンナ(流通経大)山口瑠伊(エクストレマドゥラ)
▽DF 板倉滉、椎橋慧也(以上仙台)中山雄太(柏)杉岡大暉(湘南)冨安健洋(シントトロイデン)橋岡大樹(浦和)
▽MF 三好康児、菅大輝(以上札幌)神谷優太(愛媛)森島司(広島)三笘薫(筑波大)伊藤達哉(ハンブルガーSV)初瀬亮(G大阪)井上潮音(東京V)藤谷壮(神戸)
▽FW 小川航基(磐田)上田綺世(法大)田川亨介(鳥栖)









