サッカーJリーグ1部(J1)のヴィッセル神戸に、スペインの強豪バルセロナから完全移籍した同国代表MFアンドレス・イニエスタ選手(34)が26日午前、神戸市兵庫区のノエビアスタジアム神戸で歓迎イベントに登場した。世界有数の司令塔は「リーグ優勝、願わくばアジアを制覇したい」と、全国から駆け付けたファン約8300人に決意を語った。(藤村有希子、上田勇紀)
イニエスタ選手は年俸約30億円の複数年契約とみられ、Jリーグ史上最高額。スペイン代表として2010年ワールドカップ南アフリカ大会で初優勝に貢献し、6月14日開幕のロシア大会にも代表入りしている。
イベントは無料公開され、午前9時前には、ファンがスタジアム半周分ほどの長い列をつくった。同5時半から並んだ広島県東広島市の小学6年の男児(12)は「ちょっと眠いけど、すごい選手なんで楽しみ」と話し、夜中から車を運転して駆け付けた父親(48)も「僕も生で見たくて」と笑顔を見せた。
同10時すぎ、バルセロナで愛用した背番号8入りの神戸のユニホームをまとい、イニエスタ選手が姿を現すと、メインスタンドを埋めるファンの歓声に包まれた。
「皆さんに歓迎してもらい、感謝でいっぱい。日本での大きな挑戦が始まる。多くを学び、ヴィッセルをより高みに持っていきたい」とあいさつした。笑顔でリフティングを披露し、ピッチに集まった子どもたちとハイタッチ。スタンドに向けて10球のボールを蹴り入れ、ファンを沸かせた。









