ヴィッセル ニュース
J1神戸は28日、3月2日の鳥栖とのホーム開幕戦を前に本拠地ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)の新装エリアを報道陣に公開した。ラウンジ整備など、観戦環境の充実に投じた総工費は約1億円。神戸の森井誠之事業本部長は「先駆者として他クラブの参考にしてもらえるように」と胸を張った。
多くの注目を集めそうなのが、スタジアムの正面玄関に登場したイニエスタら選手7人の巨大壁面。その下をくぐると、メインスタンドで最上級の「ヴィッセルシート」の購入者向けにつくられたラウンジが広がる。ソファなど120席があり、軽食やソフトドリンクは無料。今後は結婚式の2次会など、試合日以外の利用も検討している。
グッズ店も屋内2カ所に新設され、キャッシュレス決済に対応するレジを最大18台並べる。ピッチを照らすライトは神戸市の予算でLED(発光ダイオード)化され、選手の入場時などにコンサートのような演出ができるようになった。
1席30万円の特別チケット購入者のみが使える専用ラウンジや、タッチラインから約6メートルの特別席は急ピッチで工事が進む。開幕戦での利用者は28日時点で2桁に届かないが、海外からの問い合わせもあり、反応は上々という。(有島弘記)
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