サッカーの明治安田J1リーグ第11節最終日の12日は7試合が行われ、ヴィッセル神戸は本拠地ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)で鹿島アントラーズと対戦し、0-1で敗れた。神戸はリーグ6連敗となり、2003年の延長Vゴール廃止後、05年に並ぶクラブワースト記録。勝ち点は10のままで、最下位鳥栖との差は「3」となった。
神戸はまた、同じ失敗を繰り返した。「あっさり失点をし過ぎている」と三田がこぼせば、イニエスタ主将は「(連敗脱出の)答えを僕も知りたい」とため息をもらした。ついに6連敗。目標のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場どころではなく、最下位との勝ち点差が「3」に縮まり、降格圏が迫ってきた。
「攻守に一体感がなかった。(守備ラインが)間延びして、切り替えも遅かった」
後半に途中出場した小川はチームの深刻な状況を語った。その一つが、前半17分の失点シーン。相手ゴールキックから簡単にパスをつながれ、ボレーで仕留められた。
軽い守備以上に、攻撃に精彩がない。個人の打開に頼る局面が多く、攻撃の核となっている古橋を負傷退場で欠いた後半は攻め手を失い、故障明けのイニエスタを投入しても改善しなかった。結局、シュートは古橋の1本のみ。三田は「自分たちの形が見えない」と嘆くしかなかった。
2004年の営業権譲渡後、神戸の6連敗は、わずか4勝でJ2に降格した05年に並ぶワースト記録。イニエスタ主将は「ずっと泣いているわけにはいかない」と、懸命に前を向いた。(有島弘記)








