サッカーのスペイン1部リーグに所属する世界的名門クラブのバルセロナが27日、国際親善試合「楽天カップ」でJリーグ1部(J1)ヴィッセル神戸とノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)で対戦する。バルセロナのジョルディ・カルドネル副会長が25日、神戸市内で神戸新聞社の取材に応じ、ヴィッセルの印象などについて語った。主なやりとりは次の通り。(聞き手・井上 駿)
-試合の見どころは。
「バルサの『ティキタカ』と呼ぶ素早いパスワーク、それに選手がどう戦略的に動き回るのかを見てほしい。メッシは不在だが、DFアルバ、MFブスケツ、新戦力のFWグリーズマンらが中心になるだろう」
-ヴィッセルの印象は。
「簡単に勝てる相手ではない。23日のカップ戦でバルサはチェルシーに負けたばかりだから、試合には100%の力で勝ちに行く。元バルサのイニエスタ、ビジャ、サンペールの3選手がおり、警戒している」
-バルサ化を目指すヴィッセルだが、リーグ戦で低迷している。なぜか。
「サッカーで成功するには時間が掛かる。バルサから3人を招いただけでは無理だ。勝つためには負けないといけない。なぜ負けたのかを理解することが大切。選手が試合で自分自身の役割を果たし、ミスを犯さないことも重要だ」
「バルサが偉大なチームであり続けられるのは、下部組織で選手を育てた上に、外部からも優秀な選手を獲得しているからだ。自分たちのサッカーをきちんと定義づけ、リスペクトする姿勢も大切だ」
-イニエスタ選手がヴィッセルに加入したことをどう受け止めているか。
「昨日、彼と話したけど、日本に来たことにとても満足していたよ。他人をリスペクトするヴィッセルや日本人選手の姿勢は、彼の考え方と合っている」
-ツアーには、ラグビーチームも帯同している。
「スペインではラグビーも重要なスポーツ。神戸製鋼のチームに学びに来た。日本の優秀なラグビー選手をぜひチームに招きたい」
プロサッカー選手を夢見る少年や少女にエールを。
「勉強とスポーツの両立が大切だ。スポーツと同様に勉強によって努力や志、他者へのリスペクト、チームワークも磨かれ、人格形成につながる。そして夢を見続けてほしい」









