ヴィッセル ニュース
サッカーの天皇杯全日本選手権第8日の23日、各地で準々決勝4試合があり、J1神戸は本拠地ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)にJ1大分を迎える。勝てば2大会ぶりのベスト4進出で、初タイトルに一歩近づく神戸。フィンク監督は「歴史をつくる考えでモチベーションを高く臨む」と力が入る。
神戸はリーグ戦2連敗中で、いずれも試合序盤に先制を許し、計9失点と守備が崩れた。指揮官は「(立ち上がりの失点が)トレンド(流行)になってはいけない。序盤から集中力を高め、熱いサッカーをしたい」と強調した。
試合前に主力の起用法について明言するフィンク監督だが、今回は違った。右足を痛めているイニエスタについて「出られるのか、出られないのか。今日は言えない」と言及を避け、大分戦に懸ける意気込みを表した。
「何としてでも(タイトルを)取りたい」。FW古橋も奮い立っている。大分とは今季5度目の対戦で、ここまで1勝2分け1敗と全くの五分。「自信を持ってやれば僕たちの方が上。圧倒できるようにやりたい」と言葉に熱が帯びる。(有島弘記)
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