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シーズンを振り返るJ1神戸のイニエスタ=神戸市西区、いぶきの森球技場(撮影・吉田敦史)
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シーズンを振り返るJ1神戸のイニエスタ=神戸市西区、いぶきの森球技場(撮影・吉田敦史)

 J1神戸の主将を務める元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(35)が5日、神戸市内での練習後、報道各社の合同取材に応じた。神戸は7日のリーグ最終戦(対磐田)を前に、10位と低迷。世界的名手は今季を辛口で総括する一方、準決勝に勝ち残る天皇杯全日本選手権に向け「歴史的なタイトルを取るチャンスが目の前にある」と強い意気込みを示した。

 「浮き沈みの激しいシーズン。自分のパフォーマンスもチームの状況と関連づけて考えるので、素直に満足できるとは言えない」

 来日2年目のイニエスタは今季、リーグ戦6得点、6アシスト。司令塔として活躍したが、度重なるけがもあり、出場数は33試合を終えて「23」にとどまる。9月の川崎戦では軽度ながら、右足親指を骨折したことを明かし「コントロールできない部分でアンラッキー」と振り返った。

 前節の鹿島戦も欠場し、磐田戦の出場は「一番大事なのは天皇杯の残り2試合。クラブが決定すると思う」と慎重な姿勢だった。

 その天皇杯は21日に準決勝があり、ホームに清水を迎える。今大会を制すれば、今季限りでの現役引退を表明したFWダビド・ビジャ(38)の花道にもなる。

 「彼との最後の試合は1月1日の決勝。そこを勝利で飾ることができれば、彼にとっても最高。彼と長い経験をしてきた自分にとっても、素晴らしい経験になる」

 元スペイン代表の盟友がピッチを去る一方、イニエスタは来季も神戸に残る。「リーグトップのチームとやり合うにはあと2段くらい階段を上がらないといけない」。真の強豪になるため、努力を続けるという。(有島弘記)

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