ヴィッセル ニュース
J1神戸のフィンク監督は6日、リーグ最終戦となる7日の磐田戦を前に、来季のチーム像について語った。J1残留争いに巻き込まれた今季を踏まえ「強くなりたいなら継続させることが大事。本当に必要な選手はキープするべきで、まだ足りないところを埋めるのがチームづくり」と提言した。
チーム総責任者の三浦スポーツダイレクター(SD)も取材に応じ、現在の指導体制を来季も継続するかを問われ、「もちろん」と答えた。
ドイツ人のフィンク監督は今季3人目の指揮官として6月に就任。当時の神戸は最下位と勝ち点1差で、J2降格回避とチームの土台づくりが当面の目標だったという。
J1残留は2試合を残して確定させ、控え組中心だった前節の鹿島戦は3-1で快勝した。指揮官は自身が選手として在籍した名門バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)を例に「成功への欲が少しずつ出てきている」と強調し、「いい方向に進んでいる。選手がいるだけではなく、チームづくりは雰囲気が大事」と続けた。
また、21日に準決勝を控える天皇杯全日本選手権の優勝を最大の目標とし「達成して来年に続けたい」と意欲を示した。(有島弘記)
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