サッカーＪリーグ１部（Ｊ１）ヴィッセル神戸は１５日、神戸市西区のいぶきの森球技場で、オフ明けの練習を報道陣に公開した。発熱の影響で１２日のアジア・チャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）１次リーグ第１節（対ジョホール・ダルル・タクジム）を欠場したＭＦ山口蛍も姿を見せ、全メニューを消化した。

　神戸のフィンク監督はＡＣＬの白星発進後、山口の状態について「大事をとって起用しないことにした」と説明。軽症の見込み通り、この日の練習で山口は、ＡＣＬ出場組との戦術練習などに参加していた。

　ＡＣＬでベンチやメンバー外だった選手たちはこの日、神戸Ｕ－１８との練習試合に臨んだ。外国人枠の関係でＡＣＬの登録メンバーから外れているダンクレーが３バックの一角に入り、実戦感覚を養っていた。

　神戸は１９日、ＡＣＬ１次リーグ第２節を迎え、敵地・韓国で水原三星ブルーウィングスと対戦する。（有島弘記）